号号日記

2002年7月初旬


bR

とうとう、まきちゃんに賞品のダイヤを渡す日がきました。

はやく、選んでケースに入れとこうと思い、どのダイヤにしようかな(もともとそんなに大きいのはないのですが)と

メレダイヤ(結局メレか?)の中を物色していると、ひときわでかい( 注 その中では)ダイヤが・・・   
 ※0.2カラット以下の小さいダイヤのこと

思い切ってこれいくかあ。ちょっとイエローが強いけどやたら光るなこれ。

だいじにケースにセットしたのであった。

でも、やっぱりちょっともったいないなあ。(思わぬところで、またあのせこさが出た)

やっぱり、こっちの小さいほうにしとこう。( 注 しておこう。)

と他のダイヤに手を出したとたん。

「こんちは〜」

だれだっこんなに早く。

おっやまざきさん♂そうかきょう、振替で来ると言っていたな。 ※うちの教室は振替自由です。

で、でも早すぎる。

僕は少し動揺して「来るの早いじゃん。どうしたの?いったい」と尋問ふうに問い詰めた。

やまざきさんは、すぐさま答えた。



「電車ないもん」そうか、いなかだったな。やまざきさんち。いつもは会社からそのまま来てるからいいんだ。



「これ、差し入れ。みんなで食べてっ」とまんじゅうの箱を差し出した。

「どうしたの、めずらしい。差し入れなんて。」たしかにやまざきさんが、さしいれなんて初めてだ。

するとやまざきさんは、



「ふふふふ〜きれいな人がいたから思わず買っちゃった。   思わず買う数じゃないぞ、これ。



そうかあ、きれいな人ねえと包装紙を見ると

なんじゃ、おい。すぐそこじゃねえか。しかも、毎日前を通ってる!

僕は、必死にどんな人がいたか思い出そうとした。ん〜だれもいないイメージだ。そうだいつも、だれもいないじゃん。

「そんな人いないって。」なぜか必死に否定する自分。

それに反して。「いやあ、あんなきれいな人はじめて見たなあ。あれではみんなとりこだぞ。」

とりこって虜か?見てみたい。見た〜イ〜

「見てきたら?留守番してるから」とやまざきさん。

な、なんてやさしいの〜やまざきさん。じゃあ、お言葉に甘えてお願いします。というつもりが、

「だめだめ、もうすぐみんな来るし、教室始まっちゃうから」馬鹿かおれは・・・・おもわず、おれになっちゃった

こういう時に変にかっこうつける悪い癖はむかしから直らんなあ。

「いいよ、いって来たら」  「だめだめ、行くわけには」こうした押し問答が続いていると


「おはよ〜」


ん、ま、まきちゃん?しまったあ、ダイヤ小さいのと交換するの忘れてたあ


最後まで、強運のギャンブラーまきであった。


教室終了後、その店に駆け込んだのは、いうまでもない。

結果は、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いない。


でも、あきらめないぞ。と心に誓うのであった。


bQ

●とうとうダイヤをあげる日が…前編

ワールドカップ優勝国を当てましょうゲームを開催したのは、前回書きました。

やはり、ブラジル強いですねえ。前評判は、いまいちだったのに。

僕は、ドイツを選んでいたので最後まで楽しめました。

さて、賞品の宝石ですが3人くらい当選者がでればめのうあたりでお茶を濁しておこうと思っていたのに、

たった一人とは、少し迷いました。

迷ったのがそもそもの間違いでした。

しかし、頭の中にはまだ、あのせんぱいのことばが・・・・・・・       ※せんぱいはあだなです。僕の先輩ではない。



「ほんとにせこいおとこだよねえ。」



前回と言い回しをかえてみました。こちらの方が真実に近い。

当たったの一人だけなのにせこ〜とまた言われかねません。

いくら、当てたのが、やさしいまきちゃんとはいえ、ここはひとつ太っ腹のとこを見せ付けてやりましょう。

僕は、覚悟を決めダイヤを選び出したのであった。


bP

●ギャンブル王に負けた!

6月にワールドカップ日韓共催記念として教室内トトカルチョ優勝国を当てましょうゲームを開催しました。

商品は、教室で売っている宝石です。

予想国第一位は、イタリア、次にアルゼンチン、イングランドの順でした。

生徒さんの約8割は、この3カ国に集中していました。

私はドイツを選んでいましたが、内心ではスペインがひょっとしたらと思っていました。

なんせこの二人が選んでいたので。

二人とも選んだあとのせりふは、なぜか同じでした。

それは、



「せんせ〜い。当たったら絶対ダイヤちょ〜だ〜い。」



そ、それは、ちょっと…と言うと、


「ほんとにせこいおとこ〜)`ε´( 」  注 これは右側の人だけの言葉


ほんとにせこいだけにカチンときました。

こうなったら、スペインには悪いが早く負けてほしいというのが私の本音でした。

審判のミスジャッジがなければ、どうなっていたやら。(−_−;)

しかし、私はあまっかった。この人を忘れていた。

その名はギャンブラーまきちゃん。この人は、よく馬券買うついでに教室の補習に来ていたっけ。

やはり生徒さんの中でたった一人だけ、ブラジルを選んでいた。

このたった一人というのがみそだ。しかも、選ぶときはあまり興味がなく、

「どこが出てるのわたしわかんな〜い」

といまどきの女子高生も言わないせりふで、きいてきたなあ。

「出てるのはね、ブラジルとかイタリア、イングランドとかアルゼンチンとかいろいろ…あるよ。」と私が言った。


「じゃあ、ブラジルでいいよ。」即答!!!かよ。また使っちゃった


今思えば、あの時「ナイジェリアとかトルコとかセネガルとか中国とか…いろいろあるよ」と言っていれば。



だれにも宝石あげなくてよかったのに・・・・・




先生がせこいことだけがわかったワールドカップでした。



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